神秘の国インド。現在この国で、ひときわ注目されている一つの奇蹟があります。それは「アガスティアの葉」と呼ばれている、個人について具体的に記述された予言の存在です。
“予言”と聞いて、おそらく皆さんが連想する事は「まゆつばだ」、「解釈のしようで何とでも読める」、「直接自分とは関係がない」でしょうか?いえいえ、この予言はその類のものではありません。本やテレビでご覧になられて、すでに内容をご存知の方も多いと思われますが、手短に説明させて頂きます。
アガスティアとは、約5千年前の南インドの比類なき聖者の名であり、彼の能力は当時のヒマラヤの全能者の能力を合わせたものに匹敵した、と言われています。聖者アガスティアは計り知れない予言能力(仏教でいう天眼通と思って良いでしょう)と神の力をもって、後の世に生を受ける人々が、それを読む事によって不意のトラブルを未然に防止し、心身共に健康で、喜びに満ちた充実した人生を送れるようにと、生涯をかけて椰子の葉に個人についての予言(アガスティアの葉)を書き残してくれたのです。
その予言は古代タミール語で書かれており、約500年に1回書写が繰り返されて、現在でもチェンナイに解読を生業とする正統な家系によって蔵(アガスティアの館)に大切に保管されています。そして、私達もそこに行けば自分についてのものを読む事ができます。「葉」の数は膨大ですが、読みに来る人数分だけが用意されていると言われ、また誰がいつ読みに来るのかまで予言しています。